甘えている時の行動
- 頭をゴチンとぶつけてくる
- ふみふみまたはもみもみ、そして中にはチュパチュパ
- 人間の一本指
- にらめっこ
- 鼻と鼻を付けてあいさつ
猫が甘えてきています。しっぽをぴんと立てて頭をすり寄せてきます。手なんかをなめる猫もいますが、どちらにしても自分のにおいを付けるマーキングの意味もあるようです。
前足をリズミカルに踏みつけるようにしながら、時には「グー」から「パー」に指を広げたり閉じたりしながら、体に押し付けてくるのです。
この足踏みは、子猫が母猫のお乳をのむときに、おなかを押してお乳の出をよくするためにする行動なのだそうです。
それが、甘えと安心の気持ちが入り交ざった時に飼い主に対して、このふみふみをすることになります。
愛情不足で育った猫は、時にウールや人間の指などをチュパチュパと吸う行動をとる猫もいます。
猫の花の近くに、人間の一本指をさし出してみてください。必ず臭おうとします。おもしろいです。先っちょが絶対に気になるのです。
リラックスしている猫と目があったら、たぶん猫の方から目をゆっくり閉じます。
でもこちらがじっと見つめていることがわかったら、すこ~し目を開けて様子を見ている。こちらが目を閉じると、ちょっと開けてみている。猫が目を閉じることはあなたとは今は喧嘩する気はないですよっていう意味なのです。
反対に目をそらそうとしない場合は、遊んでほしい時。知らない人にじっと見つめられるのも、実はすごい苦手なのです。猫は。
親しい猫同士は。期限のいい時鼻と鼻とをくっつけてあいさつします。その後、校門のにおいをかいで、一件落着。
もしここで気に食わないなら、喧嘩が始まってしまうことも。人間にも鼻をくっつけるしぐさをするのは親愛の情です。
それに猫はとがったものを目の前につきだされると、とりあえず寄ってきて匂いをかぎますよ。