猫のしつけ 猫の気持ちをしっぽの動きで読み取りましょう

猫 しつけ

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しっぽをピントたてて近寄ってくる

しっぽをピンとたてて近寄ってくる

お腹減ったよ~、飯にしてよ~。
しっぽが立ってよってくるときは甘えモードです。子猫が母猫に甘えてくる仕草がそのまま飼い主に対して表れています。呼んだときにしっぽをたてて近寄ってきたときは、かまってほしかったりご飯が欲しかったりしているのです。
しっぽと急に体の下に巻き込む

しっぽを急に体の下に巻き込む。

ひぃー、怖いよ~!
しっぽをお腹の下にしまい込むことで体を小さく見せているのです。つまりこれは弱気になっている状態です。小さく見せる事で相手に自分が弱いとアピールし、「だから襲わないで」と防御にないっているときです。この状態の対極にあるのが下の行動になります。
しっぽを山のような形にし体を大きくする

しっぽを山のような形にし体を大きくする。

なんだよー。やるか?
しっぽの毛を逆立てて太くし、それを落ちあげるようにしたときは強気になっている状態です。しっぽだけではなく、全身の毛も立たせて体を大きく見せることで相手に「強いんだぞ」と威嚇をしているわけです。毛や羽を逆立てて体を大きく見せるのは他の動物にもよく見られます。
何かを見ながらしっぽの先だけゆっくり動かす。

しっぽをピンとたてて近寄ってくる

なんだ、あれは。見に行ってみようかな、う~ん…。
ボーッとしながら、何か考え事をしている状態です。この状態から突然しっぽがピタリと止まり、またゆらゆらと動き出す。そしてまた、ピタッと止まってまた動き出す。それを繰り返すのが多いようです。それは、人でもよくある「う~ん…あ!そういえば……でも、う~ん…」と言うのと似ていますね。
寝ているとき、しっぽの先だけがぴくぴくする

寝ているとき、しっぽの先だけがピクピクする

あ、大好きな人の声だ。
飼い主がそばを通ったり名前を呼んだりすると、寝ている猫のしっぽがピクピク動きます。猫のしっぽは、小さい感情の時は小さく、大きい感情の時は大きく動きます。なのでこれは、寝ていながらも感情が動いた証拠。飼い主の気配や声に、小さな喜びを感じているのです。
立ったまましっぽを左右にゆっくり大きく振る

立ったまましっぽを左右にゆっくり大きく振る

なんだあれは?敵か味方か…悩むなぁ…
これは、見慣れないものを見つけたときによく見せる仕草です。果たしてあれはなんだろう?と驚きながら観察している状態なので、即攻撃はしません。飛びかかるまでは行かないけれども、その物体にやや興奮状態、と言ったところです。
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