鳴き方でわかる猫の気持ち
- 母猫の言葉 グルルルル
- 母猫の言葉。連続でニャニャニャ
- あいさつのニャ
- 人間だけに使うニャア
- シャーとかフーとかの声を出すとき
- 立て続けに泣くとき
鳥がさえずっているようなグルルルルという声は、母猫が子猫を呼ぶ時に使います。
これは子猫を産ましたことのない飼い主さんは聞いたことがない声でしょうね。
ほんとにこんな声を出すのですよ!!
グルルルルというよりもクルクルクルという感じかもしれない(^^
子猫は生まれて間もなくすると自分で好き勝手に、それはもう四方八方に歩き回るようになります。
その頃に子育てにあまり経験のない母猫は、好き勝手に歩き回るこねこに対して、もうパニック状態に陥ってしまうことがあります。
その時の声がもう、この世にはない声で、連続のニャニャニャを発します。
ちょっと違うかもしれませんが、とにかくパニクているのがよくわかる鳴き声。
子猫をあるめるのに人間が手伝ってやると同じ状態になった時、また集めてくれと飼い主を呼ぶようになります。
面白いですよ。猫があんなにあわてているのは滅多にお目にかかれませんから。
親しい相手にあいさつをする時に短い「ニャ」うぃ使います。特に猫同士の会話です。
人間にはこの言葉は使いませんよ。
中にはニャアと発音しない子もいます。それではどういう鳴き方かというと、どちらかというとキーキーって感じかな?
猫同士では、ニャアという言葉は使わないことに気がついたでしょうか。
知っていましたか?
猫同士はもっと違うコミュニケーション手段を使います。親しい猫同士では、あまり声では会話しません。
喧嘩とかの時だけかな。
それ以外は、においで確かめたりボディランゲージだったりと複雑なのです。なぜかした人間に対してだけ、ニャア(キューキューとかキーキーみたいに発音する子もいますよ)と泣いていろんなことを要求します。
結構何を要求しているニャアなのかを聞き分けるのは難易度が高いのですが、長年暮らしてくるとわかるようになります。
背中を丸め、毛を逆立てて、相手からより大きく見えるように横向きの姿勢を取ります。
そして視線もいわゆる「メンチ」を切っていますよ。
瞳孔が広がって、「シャーッ」「フーッ」となります。恐れを隠すときの姿勢でもあります。
しっぽを増すっすぐに立てて、立て続けに「ニャアー」「キーキー」と鳴くときは、何かをしてほしくて、要求している時です。