猫 しつけ ライフステージと食事について紹介しています

猫 しつけ

ライフステージと食事ライフステージと食事ライフステージと食事

  • 成長段階によって、必要な栄養は異なる


  •  人でも赤ちゃんでも、育ち盛りの子供、生活習慣病が気になる中高年、高齢者と、年齢によって必要なカロリーや食事の内容が異なるように、猫でも、子猫、成猫、高齢猫では必要な食事内容が違います。猫のライフステージ(成長段階)は「成長期(幼猫)、「維持猫(成猫)」、「高齢期(高齢猫)」に分けられており、ライフステージに合わせた食事を与えることが大切です。


  • 「成長期」の食事


  • 一般的に0~12ヶ月以下が「成長期」とされます。猫は生後約6週間で乳離れし、わずか1年で成猫に成長します。成長は、子猫の骨格や筋肉、内臓などがからだの組織が急激に発達する時期であり、成猫以上のたんぱく質や脂肪、ミネラルなどが必要となります。猫の健康を左右する大切な時期なので、食事には十分に気を配って下さい。
     子猫は成猫の約3倍のカロリーを必要としますが、消化機能はまだ未熟で、一度にたくさんの量が食べられません。生後6ヶ月くらいまでは、1日の食事量を3~4回に分けて与えます。食事の量は成長に併せて、少しずつ増やしていきます。 


  • 「維持期の食事」


  •  維持期は1~7歳頃で、猫の一生の中で半分を占める成猫の時期です。この時期の食生活が、その後の健康を大きく左右すると言っても過言ではありません。成長期と同様の高たんぱく質・高脂肪のフードを与えていると、あっという間に太ってしまい、内臓や骨に大きな負担がかかってきます。背宇部字部合った栄養バランスのものを、適量与えるようにします。しょくじのかいす


  • 「高齢期」の食事



  •  猫の老化は、7~8歳くらいから始まります。人間同様、個体差はありますが、運動量は減り、体の機能は徐々に衰えてきます。若い頃と同じカロリーの食事を与えていては、肥満になり、体にいろいろな弊害が出てきます。低カロリーのフードを与えるようにしましょう。
     高齢猫は、運動不足と腸の働きの低下から、便秘になりやすくなるので、食物繊維を多めに摂らせるのもよいでしょう。また、12歳~15歳くらいの高齢では歯槽膿漏になったりして、堅いものが食べにくくなりますので、食べにくそうになったら、柔らかいフードを選ぶことも大切です。
     健康ならば15歳くらいまで生きることができ、20歳まで生きる猫も少なくありません。つまり、猫の一生の中の半分くらいが高齢期ともいえます。食事や健康管理に気を配ることで、猫の老化の進行を遅らせることもできます。
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