トイレのしつけ
- 猫のトイレのしつけは比較的カンタン
- トイレは猫が落ち着ける場所に置く
- 失敗しても叱らないで!粗相の時の対処法
猫はもともと、砂漠地帯のさらさらした砂の上でうんちやおしっこをしていた動物で、前足で排泄物の上に砂などをかけて隠す習性があります。室内に猫砂などを用意し、猫のは排泄の条件を満たす環境を提供してあげれば、猫は比較的短時間でトイレを覚えることができます。覚えの早い猫ならば家に来たその日のうちに、覚えの遅い猫でも1週間くらいあれば対外覚えられます。j繰り返し教えても、トイレ以外の場所で排泄する場合は、体や心の病気も考えられるので、獣医師に相談してください
新しく家にやってきた猫が、トイレの中でおしっこやウンチをできるようになればその猫が家に慣れてきた目安になります。
トイレは人の出入りが少なく猫が落ち着ける場所に用意します。中に入れる猫砂に、以前使っていた砂を少し混ぜると、トイレを覚えるヒントになりますし、自分のにおいが付いていることで猫自身も安心します。
また、猫にトイレの場所を教えるにはタイミングが大切です。猫が床のにおいをかいで、うろうろする仕草が見られたらトイレのサインです。猫を素早く抱き上げ、トイレに連れて行きます。寝起き、食後や水を飲んだ後、運動の後もトイレのタイミング。子猫のころはトイレの回数も多いので、よく観察して、トイレサインを見逃さないようにしましょう。これを何度か繰り返していけば、スムーズにトイレを覚えます。
始めのうちはいったんトイレに入っても、トイレの中をうろうろしたり、出たり入ったりすることもあります。なれるまでは無理にせかさずに、じっくりと見守って下さい。トイレでちゃんと出来たら、やさしい声でほめてあげましょう。
万が一、猫がトイレを失敗してほかの場所でしても決して叱らないで下さい。大きな声で起こったり体罰を与えたりしても、猫がおびえるだけでしつけとしての効果はありません。現行犯でしている最中ならば、大きな声で排泄を中断させ、抱き上げてトイレに連れて行きます。
また、粗相した場所ににおいがの固定ると、同じ場所でする可能性もあるので、きれいにふき取ります。床や家具に粗相した場所はおしっこをふき取った後に、「かんたんマイペット」などの住居用洗剤でにおいを取り除きます。カーペットへの粗相は、乾いた布かティッシュで吸い取っておしっこの広がりを防いでから水でしぼったタオルで押すように拭きます。次に「かんたんマイペット」をタオルにスプレーして押すようにして何度も拭き、お湯で濡らしてかたく絞ったタオルで拭きます。
もし、成猫が突然、トイレ以外の場所でするようになったら、行動や健康面でのトラブルが考えられます。特に猫はひつ尿系の病気にかかりやすいので、おかしいと思ったら、動物病院で相談してみてください。